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是三寺

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2019/11/16 差別と平等

仏教では平等ということを大事にします。お釈迦様が生きた当時のインドは階級制度の上に成り立っていた社会であり、人は生まれながらにして生き方が決められい…

2019/11/15 「我」はどこにもないことが「無我」

仏教は「無我」を解く教えです。現代の考え方では「自我」が非常に大切にされます。一方、無我というと「無我夢中」や「無我の境地」といった言葉が思い出され…

2019/11/13 「自我」のとらえ方、洋の東西の違い

現代を生きる私たちは「自我」という言葉を聞くと人格を形づくる中枢といったっことを思い浮かべるのではないでしょうか。例えば「子供が自我に目覚める」とい…

2019/11/11 南御堂の「ブットンくん」がテレビに出た。

今日、関西テレビの番組「きゃらパラ!」に南御堂のキャラクター「ブットンくん」が紹介されていました。この番組は各地のマスコットキャラクター(所謂ゆるキ…

2019/11/10 11月の空と無明

自坊の報恩講も終わり、少し落ち着きました。11月に入ってから好天が続き過ごしやすい季節になりました。しかし今年も東日本を中心に台風の被害が出ました。昨…

2019/11/08 報恩講、親鸞聖人のご祥月

報恩講は浄土真宗の宗祖、親鸞聖人のご命日の法要です。一般の方々に当てはめると〇〇回忌ということになります。今年は親鸞聖人の758回忌ということになります…

2019/11/04 仏教では眼に種類があります

仏教では眼に関する言葉がいくつかあります。私たちの体に備わっている文字通りの「肉眼」も仏教では「にくげん」といいます。この肉眼に始まり、天眼(てんげ…

2019/11/03 「通達」は覚り

仏道に深く通じていることを「通達(つうだつ)」といいます。一般に通達というとお役所などから回ってくるお知らせというくらいの意味ですが、仏教では「覚り…

2019/10/29 「下品」とかいて「げぼん」と読みます。

「下品」というと品のないことを意味します。言葉使いや服装などに関して今日でもよくつかわれます。仏教では「げぼん」とよみます。浄土に往生するものを、そ…

2019/10/28 「見聞を広める」のは五感をつかって。

小さな子供は身の回りのあらゆるものに興味を持ちます。そして、自分で触ってみなければ気が済まないようです。親から見れば危ないことでもちょっと目を離した…

2019/10/27 「開発」と満足

今、私たちの周りにあるスマートフォンやインターネット、消費税増税の際に大きな話題になったキャッシュレス決済などの様々な科学技術の成果には目を見張るも…

2019/10/24 即位礼正殿の儀に思うこと。わが身の事実を受け止める。(2)

今の人間は、人生を主体的に生きる・自分が納得した生き方をするということを大事にしますが、しかし、一番根っこの部分は与えられた事実ということです。私が…

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