南御堂の「ブットンくん」がテレビに出た。

今日、関西テレビの番組「きゃらパラ！」に南御堂のキャラクター「ブットンくん」が紹介されていました。この番組は各地のマスコットキャラクター（所謂ゆるキャラ」と名産品などを紹介する番組ですので、「南御堂の特産品は何なんだろう？」と期待していたのですが今日はブットンくんの紹介のみでした。明日から御堂筋界隈の名所を案内するようです。ブットンくんのおでこにあるのは白毫（びゃくごう）とは知りませんでした。白毫とはお釈迦様の身体的な特徴である、三十二相（特別な外見の特徴で宗教的な意味を表しているもの）の一つで、眉間の上にある白く長い毛が渦巻き情に丸くなってボタンのようになっているものです。ほどいて伸ばすと一丈五尺（約4.5メートル）もあるといわれており、光を放ち世界を照らすといわれています。お釈迦様の教えが広く世界の果てまで届くことのたとえです。
ブットンくんの名前は「仏恩」からきています。仏恩とは阿弥陀如来の本願によって我々凡夫が救われていくご恩のことです。くしくも11月は報恩講の時期です。報恩講の「恩」も仏恩を指しています。そのことを意識してこのタイミングでブットンくんをテレビに出していただけたのならテレビ局も粋なことをするものですね。