8月ももう終わりですが。

もう8月も終わります。高槻市では公立の学校はもう夏休みが終わりました。昔から夏休み最後の日には宿題が片付かなくて、親を巻き込んで大騒ぎという光景が思い出されますが、このごろはそんなのんびりした状況ではないようです。
NHKでは「8月31日の夜に」という番組が放送されるとのことで盛んに番組紹介をしています。新学期が始まるこの季節には18歳以下の自殺者が1年のうちで最も多いという統計も出ています。「学校が始まる」といことが自殺の引き金になるといことです。
「学校以外にも居場所はある」ということも盛んに言われますが、多くに子供たちにとっては学校以外の居場所を見つけるのは難しいのでしょう。
今になって思えば学校に通っていた時間など人生の一部でしかないのですが、現実に学生である方にとってみれば、その世界がすべてと感じているに違いありません。学校に行きたくない理由は、それぞれではありますが、自殺を選択肢に入れることだけは何としてもやめてほしい。まだまだ見たことのない広い世界があることに気づいてほしいと思います。切実にそう思います。