人の思いは末通らず．．．。浄土真宗の教え。

「末通らない」とは『歎異抄」に出てくる言葉です。「人間は、首尾一貫して筋の通ったことはできないという意味です。浄土真宗の教えを表す言葉です。

先日、腹部のエコー検査を受けました。特に調子が悪かったわけではないんですが、年齢的にも一度見て置いて方がいいとかかりつけのお医者さんに言われたので受けてみることにしました。結果は特に治療を必要とするような悪いところはなかったのですが、やはり日頃の生活の生でしょうか、肝臓の表面が荒れ気味だといわれました。今すぐにどうこうということはないということでしたが、将来を考えるとお酒を控えて運動するようにと言われてしました。毎日晩酌をしますので、自分でもわかってはいたのですが、お使者さんに言われると真剣に考えるしかありません。
しかし、長年の習慣を変えるというのはなかなか容易ではありません。悪いとわかっていても直せないのが人間です。思いついた初めて見ても継続するのが難しいものです。
本当に「人の思いは末通らない。」とはよく言ったものです。今すぐに痛くなるわけではないのでどうしても先送りにしがちですが、これを機会に休肝日を設けようと思います。自分だけではできないのでここに書いて、誰かが見ているというプレッシャーを自分にかけていこうと思います。