浄土真宗の念珠の意味や作法

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浄土真宗の念珠の意味や作法

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2019/06/22 浄土真宗の念珠の意味や作法

お内仏の前に身を置く際、もし肩衣(かたぎぬ)をお持ちでしたらぜひ身に着けてください。帰敬式を受式された方や真宗本廟収骨など相続講をされた方は略肩衣(りゃくかたぎぬ)を用いられてもかまいません。
肩衣は江戸時代の礼服である裃の上半身の部分が簡略化されたものと言われています。
お念珠も合掌礼拝する際には欠かせないものです。お念珠の起源について「百八の煩悩」を断ずる意味で百八の珠を糸に通して常に身につけて仏の名を唱えたといわれます。しかし、真宗では煩悩を断つということは言いません。蓮如上人が日々のおつとめに正信偈を勧められた際に当時の「念仏者の風情」として数珠を持つことをお文の中で述べられています。
一般に用いられる一輪念珠の場合は合掌したときに房を下にして念珠の輪の中に両手を通し、親指で軽く押さえます。
合掌の際に念珠をこすり合わせたり音を出したりはしません。また、念珠は畳の上に直接置いたりせず、使用しないときは念珠袋などに入れて大切にしましょう。

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