浄土真宗の永代経の意味

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浄土真宗の永代経の意味

住職ブログ

2019/05/20 浄土真宗の永代経の意味

今日は近くのお寺の永代経の法要があり私も参勤させていただきました。皆さんは、どのような思いで停滞鏡を迎えられているでしょうか。現在では永代経というと亡くなった方へのお供養をずっと続けてもらうことととらえられがちです。しかし、浄土真宗の門徒は亡き人を追善供養の対象ではなく「諸仏」といただいてきました。
亡くなった方は自らの死という事実を通して、私たちは必ず死んでゆく存在であるということを示したいただいたのです。そしてその実を生きる私たちがどのような人生を歩むべきなのかを知る機会(ご縁)を結んでくださったのです。ですから亡くなった方々な私たちにとって「仏」となられたととらえます。私たちは身近な方のなくなっていくという事実をご縁に仏法に出あい自分の生き方を見直すということができます。その仏法がずっと伝わっていきますように、というのが本来の永代経の思いです。永代経とは脈々を受け継がれてきた仏法の灯を絶やさないよう、縁あるものがお互いの志をはこび、榮代にわたって教えを聞く場所が相続されていくことを願って務められるのです。

 

 

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