浄土真宗の正依。ほんとうにうなずけるもの。

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2019/05/19 浄土真宗の正依。ほんとうにうなずけるもの。

浄土真宗の正依(正しく依るべき経典)は仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経です。これらはすべて「如是我聞」「我聞如是」という言葉で始まります。「是のように私は聞きました」私は是のように聞きました」という意味です。お経とは仏が説かれる法を聞いたものを文字の残したものです。経典という形で仏の言葉が伝えられてきました。経典に書かれている法が本物であり深くうなずかれてきたから2000年前の言葉が今まで伝わってきたといえるでしょう。深くうなずかれてきたのは、仏の言葉が思いもかけず自分自身を言い当ているからでしょう。お経の中の自分に都合のいいことだけを聞いていたらきっと今まで残ってこなかったでしょう。お経の言葉が本物だということです。そのように人々に残ることが「聞く」ということです。興味があるから、自分の都合にかなっているからということではないのです。たとえ自分の耳には痛いことでも、頷かずにはいられないのです。私たちが日ごろ求めている「自分に都合のいい、思い通りになる」個人的な小さな世界ではなく、数限りない無数の人々が「本当のこと」とうなずいてきた世界がお経の中にはあります。

 

 

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