浄土真宗は阿弥陀様への感謝の教え

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浄土真宗は阿弥陀様への感謝の教え

住職ブログ

2019/04/23 浄土真宗は阿弥陀様への感謝の教え

有り難い
「ありがとう」は日常会話の中でもたびたび出てくるお礼の言葉ですが、もともとは「有難し」という仏教の言葉です。有り難いは文字通り「有ることが難い」「めったに有ることではない」という意味です。そんなまれなことに出遇ったのだからうれしい、かたじけない、もったいないという感謝の気持ちを表す言葉になりました。
出典は『法句経(ほっくきょう)』の、「ひとの生をうくるはかたく、死すべきものの、生命あるもありがたし」である、と言われています。
お説教のはじめに三帰依文という言葉を皆さんと一緒に唱和しますがそこには「人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、今すでに聞く」とあるように、人間として生まれることや、仏の教えに遭うことは、なかなか難しく有り難いことなのです。

浄土真宗は感謝の教えです。阿弥陀様に何かをお願いするのではなく生かされてある命に感謝することが肝要です。

今自分があることの「有難さ」に感謝し、生きていくなかで受けてきたたくさんの「恩」に「報いる」ことが「報恩」ということです。

 

 

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