お内仏を新調する。浄土真宗の特徴。

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お内仏を新調する。浄土真宗の特徴。

住職ブログ

2019/03/26 お内仏を新調する。浄土真宗の特徴。

一昨日、私の父の七七日法要を務めました。私はご縁があって今は住職をしていますが、もともとは在家の生まれですので、両親も在家のものです。母としては父の死を機にお内仏を新しくしたいようです。今あるお内仏にはご本尊として阿弥陀如来の木像が据えられています。母にはこの木像にあった大きさのものを求めればよいと話しています。浄土真宗では伝統的に黒い漆を施した木地に金箔を押したものが使われてきました。高級なものになると黒檀や紫檀を使ったものもありますが、とても高価なものになりなかなか手が出ません。もちろん唐木のものでも構いません。
またお内仏の置き方を機にされる方もおられますが特に位置や法学などは決まっていません。お家の中で一番、静かで心が落ち着く場所であればどこでもよいのです。
お内仏は、自らのご本尊、本当に大切にすることが何かを確かめ、自らの生き方を確かめる場所です。決してご先祖をお祀りする場所ではありませんし、まして願い事をするところでもありません。
そのことが確かめられておれば、あまり細かいことにとらわれる必要はありません。

 

 

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