四十九日の法要と納骨

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四十九日の法要と納骨

住職ブログ

2019/03/10 四十九日の法要と納骨

今日はお墓に同行して納骨のお勤めをしました。納骨は七七日(四十九日)の法要以降に行うことが一般的です。しかし地域や各家庭の事情によりますので葬儀の直後に納めたり、年忌法要に合わせて納めたりと様々です。特に法要とは関係なく春の桜の頃や秋の紅葉の頃といった季節の良い頃に納めるということもあります。葬儀が終わりますと中陰壇を作りご遺骨を御安置ますが、これは亡くなった方を偲ぶという意味合いもありますがむしろ大切なことは死という事実に正面から向き合いその事実を通して亡き人から願われた仏様の教えを聞いてほしいという思いにこたえることです。私たちは亡き人から、仏様の教えを聞くことによって人生の真の依り処を見つけてほしい、空しく過ごすことのない生き方をしてほしいと願われているのです。
残されたものにとって納骨とは、死という事実を受け止め新しい人生の出発点とする大切な機会になります。

 

 

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