節分と言えば恵方巻きという習慣？

今日は節分です。節分に豆を食べるというのは昔からの決まり事ですが、最近は「恵方巻」と言って巻きずしを食べつことが恒例となっているようです。テレビなどでも紹介されますし、巻きずし以外にもロールケーキやクレープ、トルティーヤなど巻くもののであれば何でもありといった様相です。恵方巻といったようなものが全国的になったのはコンビニエンスストアが大々的に宣伝をしたからということで、1990年代の後半からだということです。
もともとは京都や大阪の花街が発祥であるとか、商家の習慣だという説がいくつかあるようです。私の家では恵方巻という名称は知りませんでしたが、子供のころから節分の夕食は恵方に向かって無言で巻きずしを一本食べるという習慣がありました。子供の頃ですので1960年代後半の頃にはもう、やっていたと思います。今の様にスーパーで売っているものではなく、母の手作りのものですのでご飯がぎっしり詰まっていて子供が一本食べるのは大変でした。また、無言で食事をするわけですから非常にわびしい夕食だという思いがあり、大嫌いでした。
今では当たり前のようにやっていますが、コンビのの戦略にまんまと乗ったということでしょう。バレンタインやハロウィンも同様だと思いますが、人というものは大きな流れには巻き込まれやすいものなのでしょう。