２月の逮夜参りはちょっと大変

今日から２月になりました。２月は法務のうえで毎年困ることがあります。高槻など大阪近郊のあたりでは、真宗のお寺は毎月のご命日にそれぞれのお宅にお伺いして逮夜参りというお務めをすることが多いのですが、２月は月末が２８日迄（閏年は２９日までありますが）なので月末の逮夜参りが大変になります。というのも２９日、３０日、３１日の逮夜参りを２８日にする必要があるからです。何件かは門徒さんと相談して３月１日など他の日に変えてもらうのですが、多くの方は早めにしたほうがいいということで２８日を希望されます。最近は逮夜参りが少なくなっていますので昔ほどではありませんが、それでも３日分を１日にするのでそれなりの件数になります。もしここにご葬儀のご依頼をいただいたりするとスケジュールに大変苦労します。このようなことを言うのは不謹慎なことですがやはり、忙しくなりますのでいまから戦々恐々としています。
また、通常の月の３１日は逆にお参りの少ない日です。３１日は２カ月に一度なので３１日がご命日の方は比較的少ないからです。お寺によっては３１日を逮夜参りのない日とされているところもあります。
お寺の法務は基本的にお休みがありませんので、若いご住職にとってはつらい面もあります。