今日から寒中見舞いを出す時期です。でも関西では少し違います。

今日は二十四節気の「小寒」にあたります。「寒さが厳しくなり始めるころ」という意味合いだそうです。この日が過ぎると寒中見舞いを出す季節となります。
寒中見舞いといいますと年賀状を出すのが遅れた時に変わりに出すものと思われている方も多いと思います。でも、本来の意味は、暑中見舞いと同じ意味で、気候が厳しい時期にお相手を気遣うための挨拶状のことです。
寒中見舞いの寒中とはこの小寒と大寒（１月２０日）の間の時期を指しますが、寒中見舞いを出すのは「寒中」だけではなくて小寒から立春（２月４日）のあいだです。また関西では１月１５日までを松の内としてこれ以降に寒中見舞いを出すとする場合もあります。ちょっとややこしいですね。
昨年末に前住職がなくなりましたので通夜・葬儀が年末となってしまい、喪中欠礼をお送りする時期を逃してしまいました。また、大半の年賀状はすでに投函していたので、まだ投函していなかった方や、前住職が個人的にお付き合いしていた方に対して寒中見舞いをお送りしようと思っています。葬儀やお通夜のお知らせが十分でなかったこともあり、驚かれる方もあると思います。