母の四十九日（満中陰）法要を勤めました。

てから色々な手続きや日常の些事に追われる中で気が付けば今日になっていたというのが実感です。母とは同居していなかったこともあり家の中から何かが来てたということはないのですが、しばらくの間病院通いが続いていたので明日の予定を考えているときなど「明日は何時ころ病院に行こうか？」と考えていることがあります。もう病院に行く必要がないのに一瞬遅れて気が付きます。人がなくなるということはその人がこの世界からいなくなるということと同時に、私の中からその人が消えてしまうことでもあると思います。極端に言えばその人の死を知らなければ自分の中ではその人は元気に生きている問うことです。母は今しばらく私の中に生きているのでしょう。本当の意味で人が亡くなるということはその人と縁のある人の中からその人が消えてしまった時ではないでしょうか。ご縁の中で受け継がれていく限り亡くなることはないということでしょう。
仏の教え・真宗の教えも人々の中で受け継がれて榮く限りずっと生き続けるのではないでしょうか。