暑さ寒さも彼岸まで。

今年のお彼岸もお中日を過ぎました。暑さ寒さも彼岸までといいますが、本当にそのようですっかり過ごしやすくなりました。しかし今年のお彼岸はお彼岸の集まりもなく寂しいこととなりました。考えてみるとコロナ感染が広がったのが春のお彼岸前あたりでしたので今年は春の彼岸会も行うことができませんでした。その後も人が集うことが制限されお寺での行事ごとが全くできまいまま半年が過ぎてしまいました。
この後は11月の報恩講となりますが、これは何とかお勤めしたいと思っています。例年と違い近隣のお寺の方のお参り合いは遠慮していただき、法要・法話の時間も短縮しようと思っています。また、例年は法要の後にお斎を用意していたのですがこれも取りやめにしようかと思います。報恩講は親鸞聖人をしのび念仏の教えを確かめる真宗門徒にとって一番大切な法要です。かなり縮小した形にはなりますが、やはり一年に一度の報恩講だけはお勤めしたいと思いますのでぜひお参りしてください。