ハザードマップを確認しました。

7月に入って各地で大雨が降っています。今日も九州南部では大雨が降っているそうですし、近畿でも和歌山の南部などはかなり降雨があるようです。高槻市も南部には淀川が流れていますし、市内を芥川や檜尾川といった川を始め多くの川があるうえ山間部を除くと土地が低く水害は他人事ではありません。ハザードマップによると是三寺のあるあたりも淀川が決壊すれば3メートルくらいの水が来る可能性があります。もともと淀川沿いの地域は水が付くことが多くお寺はもとより農家の納屋などには船が用意してあり、梅雨や台風の季節は水があふれ船で行き来するのは当然だったということです。今は治水が整備されていることや排水設備があるせいで普段は心配ありませんが、昨今の雨事情を考えるといつ災害があってもおかしくない状態です。
そのような中にあっても具体的な非難の用意などは、正直できていません。やはりどうしても「自分だけは」「この辺りは」大丈夫という思いがぬぐえないでいます。正常化バイアスというそうですが、今ある事態を正しく認識できずに正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となるということです。今一度、災害に対する認識を改めなければいけないと思います。