白猫去る。南無阿弥陀仏。

昨日我が家の猫が一匹死にました。２月には一番年かさの一匹が死んだばかりでしたので今年は２匹の猫が相次いでいなくなりました。今回は一番若い白猫だったのですが約４年ほどうちにいました。拾ってきたときから所謂猫エイズにかかっていていました。猫エイズは人間のエイズとは違うものですが免疫が低下していろいろな病気に感染します。最近では猫を飼う時は室内外で外に出さないようい言われるのはこの猫エイズの予防のためです。診てもらった獣医さんに「本当に飼いますか」といわれたほどだったのですがその後小康状態を保ち、むしろ太ってきていたので大丈夫かなと思っていましたが、一週間ほど前から何も食べなくなくなりました。エサを変えたり固形のものはやめて食べやすそうな液状のものを与えたりしたのですが、やがて水も飲まなくなり小さく丸くうずくまっているようになりました。ものを食べるというのは生きていくための行為です。猫には自分の死期がわかっているのか最後には食べるのをやめてしまうことが多いです。
猫は死ぬ姿を人に見せないといいますが、最近の猫は四季勝ち数いてきてもどこにも行きません。猫が最後に姿を消すというのは一番安心できるところへ行くということだそうですので、飼い猫にとっては人のそばが一番安心できるところなのでしょう。
本当に静かに最後を迎えました。この４年間は猫にとって幸せだったのでしょうか。