例年とは違うお彼岸の風景

今年のお彼岸も明日が最後です。新型コロナウイルスの感染の影響でお彼岸の法要を取りやめにしたり、務めるにしても参拝はしないなど異例の対応が多く見られました。本山や別院でも、最初は3月初旬までの行事を見合わせるとの方針でしたが今は4月4日まで（本山の春の法要が終わるまで）となり、一部では4月中旬の行事の中止も知らられています。ウイルスという見えないものが相手ですので対策に苦慮されているのですが、本当に厄介な問題です。是三寺でも3月18日に予定していました彼岸・永代経法要は寺内でおつとめだけを行い法話や参詣はやめました。行事を主宰する側としては大丈夫だろうと思う反面、もし何かあったらと考えると行事は中止せざるを得ないというところでしょう。
卒業式なども中止や縮小あるいはネット上で行うなど、大切な思い出となるはずだったものがなくなって残念な思いをされていることでしょう。
少しでも早く元の状態に戻れることを願うばかりです。