春のお彼岸・永代経

今日は春季彼岸・永代経法要の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止しました。

（内陣を荘厳して一人でおつとめをしました。）

近くのお寺を始め、本山、別院の行事もほとんどが中止となっています。この状況がいつまで続くかがわからないことが不安をあおります。
人間は分からないもの、先の見えないことには不安を覚えます。それがために真実を見つけるのではなく手近にある安易な答えに飛びついてしまいがちです。今はインターネットなどに様々な情報があふれていますが、そこにある情報の真偽は分かりません。発信元はどこなのかも確かめられないことが多いです。いろいろな情報の中から自分に都合のいいものだけを選んで信じてしまいがちです。
人生も同じです。自分の実の真実に目をつぶって都合の良いことばかりを信じて、空回りしているのではないでしょうか。
自分の人生をしっかっりと歩むためには、本当の自分の姿をしっかり見つめることから始まるのではないでしょうか。