中陰。初七日や四十九日のお勤めとは。

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中陰。初七日や四十九日のお勤めとは。

住職ブログ

2019/11/19 中陰。初七日や四十九日のお勤めとは。

昨日、3週連続でお葬儀があったということを書きましたが、ご葬儀が続いたということは中陰も重なってくるということです。12月に入ると毎週土曜日に七七日(所謂49日)のお勤めがあることになります。昨今は中陰をきっちりお勤めになる方は減りましたが、ひと昔前であれば土曜日ごとに初七日と二七日と三七日、次の週は二七日と三七日と四七日というように朝から3件ずつ中陰を務めていたと思います。
中陰というのは輪廻転生という考え方が一般的に浸透していた時代に死んでから次に生まれるまでの間の期間ととらえられていました。この考えが中国の習俗や十王信仰(閻魔様やその他の神様)などと結びついて日本にも定着したものです。追善供養の意味もありますから私たち浄土真宗の立場からは意味づけが難しいのですが、亡くなった方をご縁として教えをいただきなおす機縁としておつとめをするといったところでしょうか。
尊い命を終えられた方に導かれて今一度、阿弥陀様の本願に触れ自らの生き方を問い直す時期としていただければと思います。

 

 

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