高槻市の過去の水害

今回の台風19号による水害は本当に広範囲に及び、まだまだ大変な状況が続きそうです。大阪では大きな被害は出ませんでしたが台風の進路によっては関西にも被害が及んでも不思議のない状況です。日本の都市の多くは扇状地など川の近くに開けていることが多いので水害の心配から逃れることはできません。高槻市も過去に何回か水害にあっているそうです。私が生まれるずっと以前、対象6年には淀川が決壊し（古老のお話では大阪に水が入らないように高槻川の堰をⅬ故意に切ったとも言いますが）市内が水没したそうです。是三寺でも本堂が水没し阿弥陀さんの足元まで水が来たとのことです。その後も昭和28年の台風や昭和42年の集中豪雨でも浸水があったそうですし、最近では平成24年に集中号ぐで高槻市役所付近が水没し道路と歩道の区別もつかないほどだったことを覚えています。

高槻市は全体に低く多くの川が天井川になっているのでJR東海道線以南は水害の危険をはらんでいます。今後も大きな台風などの雨には気を付けたいものです。