全力

高校野球も終わりましたが、スポーツの関係でいえばもうすぐラグビーのワールドカップが行われます。ラグビーに関しては、私は、高校の授業で少しやった程度でしたが、とても激しいぶつかり合いのスポーツです。それとともにやっていると何とも言えない高揚感を覚えたのを思い出します。素人なりに全力を出した走り、ボールを蹴るという経験は素晴らしいものです。日々の生活の中で全力を出す、という経験はなかなかありません。まして、できるなら楽をしたいという思いが先に立ち、体を使わないで済まそうとさえしています。しかし、若いころの全力を出した何かをしたということを思い出すと、全力でものい当たるという時の気持ちのよさを体が覚えているときが付きます。今ではややもするとできるだけ汗をかかず、スマートに生きることが良しとされる風潮がありますが、泥臭く汗をかく生き方にも憧れます。人生において全力で生きるということは幸せなことなのでしょう。