浄土真宗は釈迦・弥陀二尊の教え。

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浄土真宗は釈迦・弥陀二尊の教え。

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2019/06/06 浄土真宗は釈迦・弥陀二尊の教え。

真宗の本尊は阿弥陀如来です。一方仏教の開祖はお釈迦さまです。真宗のお寺ではなぜお釈迦さまではなく阿弥陀様をお祀りしているのですがと聞かれることがあります。お釈迦さまは今から2500年ほど前に北インドの釈迦族の王の子として生まれた歴史上実在した人物です。35歳の時悟りを開かれ、真理に目覚めた人・仏陀となられました。
阿弥陀如来の「阿弥陀」とはインドの言葉を音写したもので、アミターユス(無量寿)とアミターバ(無量光)の2つの意味があります。無量寿は阿弥陀の限りない慈悲のはたらきを表し、無量光はどんなものをも照らし出す智慧のはたらきを表します。親鸞聖人は、智慧と慈悲は一つのものであると説かれています。阿弥陀の智慧が働くとき必ず慈悲となってはたらき、慈悲が働くときは仏の深い知恵が伴うとおっしゃっています。
この阿弥陀如来のはたらきによって私たちが救われるといいう教えを説いてくださったのがお釈迦さまであり、救いのはたらきは阿弥陀如来なのです。ですから真宗ではお釈迦さまを教主(きょうしゅ・教えてくださるもの)とし阿弥陀如来こそが救主(きゅうしゅ・救ってくださるもの)とするのです。お釈迦さまをないがしろにするのではありません。浄土真宗は釈迦・弥陀二尊の教えなのです。

 

 

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