令和が本格始動。準備とお任せ。

「令和」が始まり一週間が過ぎました。ゴールデンウィークも終わり、今日から官公庁や銀行、一般の会社も本格的に動き出します。今回は一年前から元号が代わることになっていましたし「令和」の発表からも時間がりましたので大きなトラブルもないのではないでしょうか。それでもコンピュータ関連のお仕事をしている方は気が気でなないでしょう。私も「昭和」から「平成」に変わる頃にコンピュータシステム関係の仕事をしていたので当時を思い出します。前回の改元は正月明け早々で時間も限られていましたので大騒ぎでした。私自身は大きなトラブルもなく済みましたがやはりあちこちで大小の問題がありました。コンピュータでさえどんなに準備をしていてもなかなか十分ということはないのです。ましてや人生においてはどんな準備をしたところで不測の事態は起こります。不測ということ自体が人間の浅はかな考え方で限界のある存在である人間がすべてのことを思い測るでできないのです。
大事なのは、私の身に起こったことを自分の問題として引き受け精一杯生きるということです。自分がやるべきことはやって後はお任せする、このように生きることが真宗門徒の姿ではないでしょうか。