072-675-1790
〒569-0051 大阪府高槻市八幡町9-23
納骨は新たに人生を踏み出す第一歩
先月、実父の七七日(満中陰)と義父の百か日を済ませました。実父、義父が続けざまに亡くなりましたのでほんとうに大変でした。この後は納骨を考えなければいけません。 一般に納骨は満中陰の法要以降に行います。ですがこれは地方の習慣や家庭ごとにいろいろと違いがあります。葬儀が済めばそのまま納骨することもありますし、一周忌や三回忌といった法要に合わせて行うこともあります。中には亡くなった連れ合いのお骨をずっと持っておられて自分が死んだら一緒に納骨してほしいという方もいらっしゃいます。つまりきっちりとした決まりごとはないということです。 そうはいっても、身近な方がなくなられたのですから、その事実を僧短期間で受け入れることは、なかなか容易なことではありません。長年連れ添った方や子供さんなど生前の関係が深ければ深いほどその思いも深くなります。 しかし、生きている私たちがいつまでも嘆き悲しんでいることを亡き人が望んでいるでしょうか。むしろ、早く立ち直り、生き生きとした生活を取り戻してほしいと望んでいるのではないでしょうか。 私も義父の遺骨は本堂の法名壇のわきに、実父の遺骨は中陰に使った白木の机に置いています。二人の死の事実を見つめ今の私を問いなおす手がかりとしています。 納骨ということは、死の事実を受け止めこれからの人生を歩みだす区切りの儀式と言えるでしょう。
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先月、実父の七七日(満中陰)と義父の百か日を済ませました。実父、義父が続けざまに亡くなりましたのでほんとうに大変でした。この後は納骨を考えなければいけません。
一般に納骨は満中陰の法要以降に行います。ですがこれは地方の習慣や家庭ごとにいろいろと違いがあります。葬儀が済めばそのまま納骨することもありますし、一周忌や三回忌といった法要に合わせて行うこともあります。中には亡くなった連れ合いのお骨をずっと持っておられて自分が死んだら一緒に納骨してほしいという方もいらっしゃいます。つまりきっちりとした決まりごとはないということです。
そうはいっても、身近な方がなくなられたのですから、その事実を僧短期間で受け入れることは、なかなか容易なことではありません。長年連れ添った方や子供さんなど生前の関係が深ければ深いほどその思いも深くなります。
しかし、生きている私たちがいつまでも嘆き悲しんでいることを亡き人が望んでいるでしょうか。むしろ、早く立ち直り、生き生きとした生活を取り戻してほしいと望んでいるのではないでしょうか。
私も義父の遺骨は本堂の法名壇のわきに、実父の遺骨は中陰に使った白木の机に置いています。二人の死の事実を見つめ今の私を問いなおす手がかりとしています。
納骨ということは、死の事実を受け止めこれからの人生を歩みだす区切りの儀式と言えるでしょう。
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