072-675-1790
〒569-0051 大阪府高槻市八幡町9-23
是三寺の桜は五分咲きです。
今日はようやく暖かくなり是三寺近辺の桜も見ごろとなってきました。是三寺にも桜の木が一本ありますが、こちらのほうはまだ五分咲きといったところです。前回桜の花の話を書いたときに紹介しました「明日ありと 思う心の 徒桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」という句にもあるように桜の花は咲いたと思ったら次の瞬間には散ってしまうような花です。私たちは明日があると思い、自分の思いをあてにしてずいぶん先のことまで人生設計を考えてはおろおろしています。定年になったらあれもしたい、これもやろうと考えていたがいざその年になると体が思うようには動かず病院通いの日々ということもあります。だからと言って先のことを何も準備しないでいるのは心配で落ち着かないのが私たちです。 蓮如上人は「仏法は忙しい世間の仕事を差し置いてでも聞かねばならない。暇ができたらと思うのは浅はかのことである。私たちは老少不定の身であるのだから明日があると思ってはいけない。仏法をを聞くことは急がねばなりません」とおっしゃっていました。わかってはいるがつい、忙しさにかまけて仏法を聞くことができない。私たちの姿を桜が知らせてくれているような思いです。
24/09/11
24/06/06
24/05/08
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今日はようやく暖かくなり是三寺近辺の桜も見ごろとなってきました。是三寺にも桜の木が一本ありますが、こちらのほうはまだ五分咲きといったところです。前回桜の花の話を書いたときに紹介しました「明日ありと 思う心の 徒桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」という句にもあるように桜の花は咲いたと思ったら次の瞬間には散ってしまうような花です。私たちは明日があると思い、自分の思いをあてにしてずいぶん先のことまで人生設計を考えてはおろおろしています。定年になったらあれもしたい、これもやろうと考えていたがいざその年になると体が思うようには動かず病院通いの日々ということもあります。だからと言って先のことを何も準備しないでいるのは心配で落ち着かないのが私たちです。
蓮如上人は「仏法は忙しい世間の仕事を差し置いてでも聞かねばならない。暇ができたらと思うのは浅はかのことである。私たちは老少不定の身であるのだから明日があると思ってはいけない。仏法をを聞くことは急がねばなりません」とおっしゃっていました。わかってはいるがつい、忙しさにかまけて仏法を聞くことができない。私たちの姿を桜が知らせてくれているような思いです。
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