元号と西暦と年忌法要

今日新しい元号が「令和」と決まりました。テレビではほとんどのチャンネルで発表の瞬間を放送しようと生中継をしていました。私はと言えばちょうど午前中のお参りが終わりストレッチをしようとして、退屈しないようにとテレビをつけたのですがどこもかしこも同じような放送ばかりでしたのでＮＨＫ－Ｅテレで料理番組を見ていました。「令和」いう元号に対して特に良いとも悪いとも思いませんが、元号を使って表記されているとそれが何年前かということがわかりにくく不便なことは多々あります。特にご門徒さんから今年が年忌法要にあたっているかと聞かれたときにぱっと答えられずに困ります。昭和のことの話をすると年より臭くなりますが、そのころは昭和何年に２５を加えると西暦何年かがわかりました。２５という数字がキリがよくわかりやすかったのですが平成になって１２を足す、となり少しわかりにくくくなりました。今回は西暦引く１８となりいよいよややこしくなりそうです。いっそ西暦で統一したらとも思うのでうすが法名軸や過去帳に記入する際にははやり元号のほうがしっくりくるような気がします。世界的には元号を用いるのはもう日本だけくらいだということですが時と場合によってはまだ必要だということでしょう。
ちなみにネットの情報によると「レイワ」という音はチベット語で「希望」の意味になるということが出てきました。偶然でしょうがちょっとほっこりしますね。