四十九日法要で本願寺派から大谷派にバトンタッチ。

昨日は本願寺派のお寺からのご依頼である方の七七日法要に伺いました。今回の御当家ではお父さんのご葬儀をされた際に葬儀社にお寺を紹介していただいたそうです。葬儀の際には急なことでお父さんが本願寺派か大谷派かわからないままだったということですが、親戚の方々の指摘で大谷派だったということがわかり、来ていただいたお寺の方と相談してうちのお寺を紹介されたということでした。実はこのようなケースは何回かあります。普段は自分の家は浄土真宗だとはわかっていてもいざ、仏事を務めるとなって初めて浄土真宗にもいくつかの派があることを知り慌てて調べる、または葬儀など急なことで何派か分かってい入るが取り急ぎ来ていただけるお寺にお願いするなどです。また、本願寺派、大谷派のお寺ならば多少の偏りはあっても全国にありますが、その他の派の場合は一定の地域に集まっていますので引っ越しなどで他府県に移られた場合などは近隣にはその派のお寺がない場合もあります。
もちろん自分が長年親しんできた宗派のお寺とお付き合いできることが一番なのですが、現代の様に居住地の移動が簡単に来ていますので、新しく地域のお寺とお付き合いの始めることは珍しくありません。
いずれにしても、真宗の教えに違いはありませんので、教えを聞いていくという点を大切にされればよいのではないでしょうか。