高槻市東部の大谷派の寺院を探してみました。

以前、是三寺の近く、特に京都方面に向かっては真宗大谷派の寺院が少ないということを書きましたがもう少し調べてみました。
大阪府の寺院名簿で見ますと高槻市で是三寺より北側、西側には何ヶ寺かお寺がありますが東に向かってみると大谷派の寺院はありませんでした。またそのまま島本町にもなく、京都教区の寺院名簿によると、京都に入って大山崎町に1ヶ寺、長岡京市、向日市にはありませんでした。桂川を越えて京都市南区に入ると京都駅周辺になってお寺が散見されるようになりました。
南側についても枚方大橋を超えるまでの高槻市にはお寺は見つかりませんでした。
枚方大橋を超えると出口御坊として有名な光善寺や枚方御坊と呼ばれる願生坊やその周辺に寺内町が広がっており、そんなに少ないという感じではありません。
現在の人口分布から考えると不思議なくらいに高槻北部からそれに接する京都府が空白地帯となっているようです。
かつてお寺は集落と密接に結びついていたことを考えるとこの辺りにはあまり大規模な集落がなかったのか、もしくは京都に近いことからそちらの範囲に入っていたのでしょうか？