今日は二七日です。浄土真宗で中陰を務める意味。

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今日は二七日です。浄土真宗で中陰を務める意味。

住職ブログ

2019/01/03 今日は二七日です。浄土真宗で中陰を務める意味。

今日は前住職の二七日になります。お正月の三が日のうちですが日程通りに行います。11月後半に亡くなられた方は中陰がお正月に被ることになります。
7日ごとにお勤めをするのは、いろいろな説はありますがもともとインドの習慣だったということです。当時のインドでは7進法を使っていたので7日ごとにお勤めとなったということです。
中国に仏教が伝わり、中陰期間の7日ごとと百ヵ日、一周忌、三回忌と計十回死者への裁きがあり六道のどこに行くかということが決まるということになりました。
日本でも仏教や道教などと一緒にこの考えが伝わり七日ごとのお勤めとなりました。
浄土真宗では輪廻の考え方は用いませんので中陰期間は故人に対する追慕と共に、故人を通して「生と死」について考え、仏法に触れる機会としてお勤めをします。
この頃は忙しい日常の中で平日に毎週中陰を務めることは難しくなっていますが、僧侶をまねかなくてもご家族だけでお勤めしていただければよいのではないかと思います。

 

 

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