今日は大晦日です。掃除や新年の準備で大変です。

今日は大晦日です。一年の最後の日ですので大掃除をしたり、また、新年の準備をしたりと忙しく過ごしています。２２日に前住職がなくなり、２６日に葬儀をしましたので、例年に比べて一層慌ただしくなりました。
一年が終わると思うと今年の仕事は今年のうちに片づけたいと思うのですが、なかなか、どこまでやっても何かやり残しがあるように思えて、落ち着きません。
考えてみると私たちは、すべてやりつくしたと思えるような経験はあまりないのではないでしょうか。やり切ったように思えても、やはり何かやり残したことがるのではないか、昔のことであればその時は精いっぱいやったと思ったのだけれども、今考えてみるともう少しできたのではないか、といった思いが必ず出てきます。
ほんとうに生きるということはやり残したことがないと思える生き方と言えるのではないでしょうか。
私たちはそう生きたいと思いながらも、それができないでいる。そのことがもどかしく歯がゆくもありますが、そのもどかしさ、歯がゆさが今の私たちの本当の姿に気づかせてくれる、大事なきっかけになると思います。
できないからやらないということではなく、できなくてもやってみようとすることこそが大切なことではないかと思います。