072-675-1790
〒569-0051 大阪府高槻市八幡町9-23
なぜ、お内仏(仏壇)の花は造花ではいけないのか。
お内仏にお供えするお花を「仏花(ぶっか)」といいます。この仏花を造花にしてはいけませんか、というお話を聞くことがあります。造花にすればいつまでもきれいなままですし、取り換える手間もありません。いかにも現代的な発想ですが、おすすめはできません。 お内仏はお浄土の姿を現しているものです。仏花は、お浄土に咲き誇る花を表しています。また同時に命を表しているといわれます。私たちの命はいずれご縁が尽きればお浄土に帰る命です。永遠に生きていられるはずもありません。やがて枯れていく花の中、私たちに見せることによって命のはかなさを教えてくださっているのです。はかない命であるからこそ、今生きているこの時を大切にしなけれrば行けないということです。そしていずれ帰っていくお浄土をはっきりさせなければいけないということを思い出させてくれるのです。 また、仏花は阿弥陀さまのほうではなくてわたしたちのほうを向いています。仏花は阿弥陀様のために飾るのではなく、阿弥陀様が私達たちに向けて掛けてくださっている慈悲のこころを表しているのです。ですから、仏様に向かってではなく私たち向かって備えるのです。 私たちはお内仏に手を合わせることで阿弥陀様からの呼びかけに答え、そのお働きに出遇わせていただいているのです。
24/09/11
24/06/06
24/05/08
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お内仏にお供えするお花を「仏花(ぶっか)」といいます。この仏花を造花にしてはいけませんか、というお話を聞くことがあります。造花にすればいつまでもきれいなままですし、取り換える手間もありません。いかにも現代的な発想ですが、おすすめはできません。
お内仏はお浄土の姿を現しているものです。仏花は、お浄土に咲き誇る花を表しています。また同時に命を表しているといわれます。私たちの命はいずれご縁が尽きればお浄土に帰る命です。永遠に生きていられるはずもありません。やがて枯れていく花の中、私たちに見せることによって命のはかなさを教えてくださっているのです。はかない命であるからこそ、今生きているこの時を大切にしなけれrば行けないということです。そしていずれ帰っていくお浄土をはっきりさせなければいけないということを思い出させてくれるのです。
また、仏花は阿弥陀さまのほうではなくてわたしたちのほうを向いています。仏花は阿弥陀様のために飾るのではなく、阿弥陀様が私達たちに向けて掛けてくださっている慈悲のこころを表しているのです。ですから、仏様に向かってではなく私たち向かって備えるのです。
私たちはお内仏に手を合わせることで阿弥陀様からの呼びかけに答え、そのお働きに出遇わせていただいているのです。
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