母の入院で生老病死を思う

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母の入院で生老病死を思う

2019/12/29 母の入院で生老病死を思う

18日に入院した母ですが、年内には帰ってくることはできない様子です。病状は安定してきましたが、脳出血の後遺症があるのでリハビリに時間がかかりそうです。リハビリ専門の病院への転院の段取りをしています。今年1月に父が急逝してから一人暮らしとなり、何とかやってきましたが今後は一人では生活が難しくなりそうです。
施設を探すのかデイケアの助けを借りながら生活するのか、今後の回復次第ですがなかなか頭の痛い問題です。このような事情を抱えた方はたくさんおられるでしょう。皆さんそれぞれの悩みがあると思います。本当はいつかこうなることは分かっていたのですが、あえて見ないようにしてきたとも言えます。私たちの人生は生老病死とともにあります。誰も逃れることのできない事実ではあるのですが、それを見ないふりをして生きているのが事実ではないでしょうか。
2500年前の釋尊もこの問題に直面し、それを正面から真剣に取り組まれたのです。そしてそれに対する答えを見出して私たちに伝えてくださいました。
仏教の教えを引き継ぐ私たちも生老病死の問題に真剣に取り組まなければなりません。この問題を明らかにすることなしに、本当の自分の人生を生きることはできないのですから。

 

 

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